私が空の絵を描くのは、様々な欲望で、道を失った時に導いてくれたもう1人の自分のようなもの。
奇抜な人生を生きていきたい。人よりもいい人生にしたい。
でも具体的にそれが何かわからない。その《何か》を探しても
答えは一生見つからない。
でもその答えはすごくシンプルで、私のすぐそばにある存在に
気づくことだった。私は十分に満たされていたのだ。
見上げたらすぐ会える空《もう1人の自分》はそんな私を表している。毎日同じ色、同じ景色はない。だからいいのだ。
二度と今日には会えない。人生も自分も同じだ。
そこから空をコンセプトに描いている。